re2:追補

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なんとなく思ってたのが「水を少し張ったプールの水面から出てる杭」で。
杭がおもしろい機能、水面の高さがゲームそのものの設計目標を示すような。
新しく作った杭とか、水の量を加減したら見えてきた杭が目立ってしまって
みんなそこばかり気にするんで誰も泳いでくれません、さて？

1)水を足して杭を溶け込ませる
2)水面にあわせて切る
3)杭を抜く

という話で、これをやって初めて「あ、プールだ」とはっきり伝わるんでは
ないかなあと。杭がいきなり立ってるプールで泳ぐほうが不思議で…、杭を
立てた人間は平気で泳げてかつ杭で遊んだりしますが(^^;。

固定年齢層が対象の商品を自分なりに考えると進歩するだけコストの無駄だ
という方向に行くんですね…、たとえば小学館の雑誌に小学ｎ年生とかあり
ますけども、あれは毎年みごとに同じ付録だし、時事ネタの追加はあっても
大筋に変化はなかったりします。そこを使い回しと見るかナイス編集と見る
かの差ということになると思うんです。俺はナイス編集だと思ってます。

「コストを下げて品質を上げる」のは商品の基本ですけど、自分たちはクリ
エイターなんだからという思い込みでコストについてはまるで度外視してま
すし、年中新しいことをするからどれも試行錯誤中で品質は似たり寄ったり。
危機意識とか全然ないけどまともにつきあってると財布が持たない(笑)。

そういう意味で、素の QUAKE はストレートで…今の日本じゃここまで削って
磨いた新規品は商業的に出せないと思うし。

古い＝悪いということでなくて、自分らの世代で何もかもできると考えるあ
たり「若い業界」とか他の業種から言われたりする原因なんで、自分らの弱
みを認めて先人の貯めたノウハウを借りるのも一つの生きる道ではないかと。
パクりだとか肉付けだけ〜とか言わせときゃいいんで、そういう人間はたい
てい自分で何かできると思いながら何ひとつできずに死んでくのが通例。

…、肝心の２４の方は曜日切り替え制で？